航法計算盤の元を取る(訓練 19 日目)

~ 訓練日記は実際とは時系列を変えています。ご了承ください ~

Flight Computer、日本語で言うと航法計算盤というものがあります。航空にの用に特化した高機能なそろばんと言ってしまうと若干の語弊がありますが、まぁそんなようなものです。

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この航法計算盤、多くの日本人が使っている Concise AN-2 というモノがあるのですが、メチャクチャ高いです。¥24,800くらいです。国内ではほぼ独占かつ某独立行政法人が採用しているからだろうと勝手に想像しておりますが、大事なのはソコではありません。

これだけ高いツールの元をどのようにして取るか?これが大事です。どうしましょう?

使いこなす他ありません。では、どんな時に航法計算盤が活躍するのでしょうか。

航法計算盤が活躍するのはどんな時か?

燃料換算

まず初歩の初歩。航法計算盤が無くても良いようなものから説明します。

飛行機に給油する場面を考えて下さい。飛行機の燃料は基本的にはガロン(U.S Gal)によって計測します。左の翼に入っているのは Aガロンで右の翼に入っているのは Bガロンと言った感じでパイロットは把握しています。

しかし!!!

給油する時はリッター(L)によって給油してくれる人に燃料量を指示します。5ガロンを給油したい時でもリッターに換算して依頼するのが基本となります。そんな時に活躍するのが航法計算盤です。簡単に単位換算ができます。

はい。これで、¥24,800 の内の ¥300 ¥くらいの価値です。普通、単位換算の数値はざっくりと暗記しているものなので換算に航法計算盤は使いません。

測風

次。本筋の使い方。名前の通り「航法」をする時の測風時に使います。

「航法」とは、航空機を目的地に到達させるための技法又はその方法のことです。

車で運転することを想像してみてください。東京から大阪まで行きたい時、慣れた人であれば道も分かれば時間もある程度予測できますよね。ざっくりいうとそれが航法ですね。カーナビがついていればカーナビがやってくれているのも航法の一つと言えるでしょう。

飛行機に話を戻すと、話は幾らか厄介になります。

風の影響を受けるのと三次元を飛行するのが原因です。風の影響を考えるときに活躍するのが航法計算盤です。A という速度で B という針路に向けて飛行している時、 C という風量の風が D という風向から来たとしましょう。何となく難しいですね。

こんな時に航法計算盤を使えば実際に進む方向や速度を教えてくれます。はい。これで¥24,800の内の¥6,000くらいの価値です

こんな風にして色々と使えるわけですが、初等訓練中はそんなことを飛行中にやっている余裕も暇もないので、宝の持ち腐れとなります笑。

まとめ

最後にちゃぶ台返しになりますが、航法計算盤の一番の活躍どころである「測風」でさえも航法計算盤を使わなくても出来ます。

実際に機内で行う作業の中で航法計算盤を使わなければ算出出来ないものは、あんまりありません・・・。

いやぁ、元取りたいなぁ。航法計算盤を見る度に、そんなことを思うのでした。