IFRだからこそ天気が大事(訓練 216-237 日目)

~ 訓練日記は実際とは時系列を変えています。ご了承ください ~

先日、初めてホンダジェットを生でみました(念のため機番は消しています)。隣に自分の乗って行った飛行機を置いたのですが、随分とみすぼらしく見えました・・・。ロールスロイスファントムと原付きが並んだ感じです。というよりもホンダジェットがかっこよすぎました。小学生みたいな感想なんですが、ピカピカでした。顔が映る(笑)。

偶々パイロットの人がPreFlightをしていたので話かけてみた所、アメリカの某メジャーエアラインを定年退職した「ぐれーときゃぷてん」でした。「僕らの乗ってきた小型機みたいにやっぱりPreFlightはシッカリやるのですね」とアホのように尋ねた所、「そうだね。この時が一番ワクワクするかもしれないよ(ニッ)」と「ぐれーと」な回答が返ってきました。果たして冗談だったのか本気だったのかは分かりませんが、とにかくグレートなイケてるパイロットでした。

それはそうと、私の今いる地域では中々に天気が悪い時期が続いておりまして色々な予定が崩れております。単純計算で1ヶ月ほどの遅延が発生しました。憎き天気。パイロットというのが天気商売であることを思い出します。

現在は計器飛行証明(InstrumentRating)と言って「計器飛行方式(IFR)」で飛行出来るようになるための免許の取得を目指して頑張っております。厳密な話はココではしませんが、至極簡単に言うと雲の中を飛行できるようになるための免許です。

始まる前は「IFRだから多少天気悪くても全然飛べるでしょ!」とか考えていたのですが、素人丸出しでした・・・。全然飛べないです。

むしろ、VFRで飛んでいた時よりも天気にセンシティブになりました。幾つか理由があるのですが、代表的な所では「悪天候に対処できる装備が積まれていない」ことが挙げられます。

私達が通常乗るエアラインがかなりの悪天候でも通常通り運航されるのは「悪天候に対処できる装備」が積まれているからです。スペックが違い過ぎるって訳ですね。

そんな飛行機が天気で遅延とか欠航とかした場合って云うのは本気で危険な時です。どうか、怒らずに辛抱しましょう。「50%死ぬ確立あるけど自分の予定通りに動けるのと、確実に死なないけど自分の予定通りには動けない道があるけどドッチを選ぶ?」と聞かれたら普通後者を選びますよね。天気だけはしゃーないです。

実際に恐い思いをすればこそ良く分かるのですが、悪天候ってメチャクチャ恐いです。

13,500ftまで上がれる飛行機があった時に、目で見えるか見えないかぐらいちょろっと翼が凍ったとします。どうなると思いますか?

色々な要因によって影響は変わりますが、私の実体験では7,500ftで上昇出来なくなりました。この時は予期しないIcingにちょっとだけ遭遇した結果、航空機のパフォーマンスが大きく低下しました。

こんな感じの恐い思いをした人達によって飛行機は運航されているのです(きっと)。

恐い思いをするのも大事ですが、天気もシッカリ見ろよって話ですね。はい。(笑)

引き続き頑張ります。