フライト中の余裕は人間としての余裕(訓練 238-265 日目)

~ 訓練日記は実際とは時系列を変えています。ご了承ください ~

フライト時間が200時間を超えました。

色々なことが出来るようになりました。上空で測風したり(風を計算すること)、コントローラーと英語で良い感じに話せるようになったり、目視で高いか低いか(どれくらいの高さにいるか)分かるようになったり、目視で大体の距離が分かるようになったり、、、

習慣や感覚が身についたことで余裕が生まれたきたことは間違いありません。ですが、まだまだ余裕が足りないことも事実です。

フライトの時は100%の力で飛んだら駄目だ。いつも50%の力で飛んで、残りの50%はポケットに入れとく。ポケットに入っている50%の残りの力は緊急事態が起きた時にサッとポケットから出して使うようになれ。いつも100%の力で飛んでいるパイロットは良いパイロットじゃない。いつも100%の力で飛んでいるやつは緊急事態を本当に緊急事態にしてしまうが、いつも50%の力で飛んでいるやつは緊急事態を緊急事態にしないですむ。

これは訓練の初期に私が言われたことでして。以来、「フライト中の余裕」を常に意識しております。

こんなことを言われたこともあります。

パワー入れたら後はタバコでも吸っとけ

明らかに言い過ぎですが、それくらい「余裕」というのはパイロットを志す上で大事なことです。この時の英語を直訳すると「余裕を持つことの重要性は強調しすぎても、しすぎることはできない」です。

これはパイロットに限ったことでもありません。常に余裕を持っておくことは予期しない事態に遭遇した際に引き出せる力を引き上げます。

「フライト中の余裕は人間としての余裕」というのは普段から人間としての余裕を持っておけばフライト中にも余裕を持つことが出来るはずという自分への戒めであります。余裕を持つために大事なことは準備です。それ以外ありません。

1に準備、2に準備、3に準備。結局何しようが同じですね。まだまだやるぞ〜。