アメリカ訓練振り返り(訓練 345-385 日目)

~ 訓練日記は実際とは時系列を変えています。ご了承ください ~

概要

  • COM(MEIR) = 事業用多発計器で終了
  • 一度も試験をFailすることなく終了 = 目標達成
  • 期間 ≒ 10ヶ月
  • FLT time ≒ 269h

各ステップにおけるサマリー

  • PPL Single(自家用単発)
    • 57日で取得
    • FLT Time ≒ 80h
  • InstrumentRating Single(自家用計器)
    • 86日で取得
    • FLT Time ≒ 190h
    • 天気が原因で試験が約1ヶ月延びた
  • COM Single(事業用単発) + COM Multi = 事業多発計器
    • 2つで約5ヶ月強
    • FLT Time ≒ 269h
    • 自分ではどうすることも出来ないこと(機体と天気、試験官)でTotal FLT Timeが12h時間、期間が1ヶ月強くらい伸びた

「壁」に感じたこと

1に英語、2に英語、3に英語。我々、純日本人には「英語」は簡単ではない。プロになろうと思ってきている人でも半分くらいが辞める、というか逃げていく。殆どの原因が英語。英語が出来ないことに早々と見切りをつけ、日本に帰るのだ。そういう道もある。英語全く喋れないパイロットはカッコよくないと思うけどね。

私は英語も上手くなりたかったので喋りまくった。ある時は町中で可愛いネーチャンと(ナンパとか苦手だけど気分転換に一回やってみた。英語は性格を変えるw)。ある時は変な黒人と。ある時はちょっぴり怖いメキシコ人と。ある時は金持ちそうな中国人と。誰もが分かっていることだが、英語は喋らないと上手くならないのだ。喋りさえすればかなり伸びる。今回で確信した。きっと喋らなくなるとまた戻るだろう。

飛行機の免許を取るということの難易度

私はカリフォルニアのベイエリアで全ての免許を取得した。いわゆる「ノーカル(Northern California)」である。私の学校には「ソーカル(Southern California)」から移籍してきた教官もいたのだが、曰く「ノーカルの方が試験(CheckRide)が難しい!」ということだった。

サンプルは一人なので怪しいが、背景は分かる。ベイエリアはフライトスクールが本当に多く、アジアからの留学生も多いのだ。「ベイエリアでは外国人パイロットの英語がいつもホットな話題である」と地元の航空局の役人と話したときも言っていた。英語分からないで飛ぶと危ないからね。

つまり、何が言いたいかと言うと「何処で免許を取るかによって難易度は変わる」ということだ。田舎でずっと飛んでいたパイロットもいたのだが、そういう人たちの話を聞くと「同じ飛行機の免許でも随分やってることが違うじゃない」とか思う。いや、「操縦」は一緒なんだけどね。免許取るだけなのかプロになるのかは訓練地を選ぶ上で大きな要素になりますよ。

まとめ

めちゃくちゃ人間的に成長した。

大体のことを「かもね」で片付けることが出来るようになった。何が起きてもそれが良いことか悪いことか何ていうのは最後まで分からない。だから「かもね」である。大概の事では心に波は立たないと思う。

全ての試験が終わった時、自分も当然嬉しかったのだけれど、それよりも一緒にやってきた周りの人が喜んでくれることの方が嬉しかった。自分の成功を周りが喜んでくれるような人間で居ることが出来て良かった。この先の人生もそうありたい。

ここからがスタートライン。引き続き関係者各位には感謝を忘れずに気を引き締めて精進致します。