着氷は恐ろしい(訓練 44 日目)

~ 訓練日記は実際とは時系列を変えています。ご了承ください ~

風について以前書いたことがあります。性能が少しの風で大きく変わるので驚いたものです。今日は着氷について書きます。

「着氷」とは、機体に氷が着くことです。そのままですね。ピトー管と呼ばれる速度を計測するために用いる機体外部に取り付けられた計器に着氷し、速度が正しく測定出来なくなることもありますし、エルロン・エレベーター・ラダーの可動翼の部分が着氷しコントロールを失うこともあります。

サラッと書きましたが、とても怖い現象、それが着氷です。多くの機体には「着氷」に対抗するための防止策があります。

  • 機械的防止策
  • 熱的防止策
  • 液体による防止策

大別すると、こんな所です。冬の空港で大型の旅客機の翼に液体が吹きかけられているのを目にしたことがある方もいることでしょう。

今私達訓練生が乗っている飛行機には、可動翼の着氷に対抗するための機構がついていません。ですので、どうするかと言うと「着氷の恐れがある場合は飛ばない」或いは「着氷の可能性がある気象状態の場所を飛行しない」ことになります。至極シンプルで良いですね。

この「着氷」が発生する恐れがある場所が何処なのか超簡単に言うと雲の中だったりします。
※ 「超簡単に言うと」に留意してください。

なので、実際の所「着氷ってどんな時に起きて、何が起こるのか?」と言うのは身をもって分かっていなかったりします。

そこで登場するのが大人も子供も皆大好きYoutubeです。私が参考にした動画を幾つか貼り付けておきます。

Pilot’s Eye, Flying through a CB

見る見るうちに着氷している様子が分かります。

Flying through a Hurricane Eye wall

少し毛色は違いますが、上にボコボコ跳ね上げられている様子が写っています。怖いですね笑。

そんなわけで。着氷には出来れば今後とも出会いたくないものですね。

参考:Icingの種類|CFI Japan