操縦士技能証明の等級に関するちょっとしたお話(訓練 6 日目)

~ 訓練日記は実際とは時系列を変えています。ご了承ください ~

さてさて。突然ですが、航空機にはどんな種類があるかご存じですか?

航空法には第二条一項に

「航空機」とは、人が乗って航空の用に供することが出来る飛行機・回転翼航空機・滑空機・飛行船・その他政令で定める機器

と定義されています。

ポイントは以下の通りです。

  • 人が乗って=人が座れること=ハンググライダー、スカイスーツ等は含まない
    航空の用に供することができる=意思に従って操縦できるもの=気球等は含まない
  • で、この航空機は先に挙げた種類毎に技能証明が必要となります。平たく言えば免許です。飛行機なら飛行機の技能証明、回転翼航空機なら回転翼航空機の技能証明が必要なんです。この辺までは直感的にも「そりゃそうだよね」とすんなり理解できそうです。

では!ですよ。

飛行機には様々な飛行機があります。大別するとレシプロエンジンで動くもの、タービンエンジンで動くもの(簡便にするため以下ジェットエンジン)があります。このレシプロエンジンで動く航空機とジェットエンジンで動く航空機、技能証明はどうなっているでしょうか?

なんと!試験の区分は分かれているものの、一つの同じ技能証明で操縦できるんですね。
※航空法施行規則 五十三条 二項

旅客機のサイズを凄く小さくしてエンジンが一つの航空機があったすると(超小型想像上旅客機)、小型機の代名詞になってしまっている所謂セスナも、超小型想像上小型旅客機も同じ技能証明で操縦できるわけですね。

ただ、あくまでもこれは原則であって、常に例外はつきまといます。〜の〜ってやつだけは別途、技能証明が必要だよとかがあったりします。全然良くない例えですが、TOYOTAのプリウスもNISSANのリーフも同じ免許で運転できるけど、ブガッティのヴェイロンを運転するには別途免許が必要ですよ的なことがあります。

航空法の一条をとっても、色々な驚きと発見があります。航空法を設計した人々の思想に思いを巡らせるのも悪くないのかもしれませんが、今のところ、そんな余裕はありません(笑)。