アプローチ〜着陸までの計画(訓練 60-64 日目)

~ 訓練日記は実際とは時系列を変えています。ご了承ください ~

今回から週次にしてみようということで、週間でやったことのトピックだけ最初に書いてみました。

改めて見ると結構色々とやってますね。これにプラスαでフライト訓練なので。

The summary of the week

  • 離着陸空港の熟知
  • Radar Advisory
  • MVA(Minimum Vectoring Altitude)
  • 風相当温位
  • 同乗の重要性
  • SIM練習
  • アプローチ〜着陸までの計画
  • WCA(Wind Correction Angle) を感じる
  • T/O Briefing
  • 場周経路
  • Touch & Go
  • 地点目標を中心とした旋回(エントリー)
  • 右旋回と左旋回の見え方の違い

さて。そんなわけで、今回はアプローチ〜着陸までの計画について書いてみようと思います。

アプローチとは?場周経路とは?

色々な言い方があると思いますが簡便のために、この記事では「アプローチ」を「場周経路に進入するまでの方法」とします。

「場周経路」とは英語では ‘Traffic Pattern’ と言いまして、着陸のために飛行場に設定されている飛行経路のことです。

ですので本記事では、「ふぅ、今日もフライト終わった。帰ろう」からのことを書くことになります。

アプローチ〜着陸までの計画?

では実際に「何を計画するのか」ということになってきます。

「ふぅ、今日もフライト終わった。帰ろう」の時の状態を下記のように定めます。
※ 簡便の為、天候は快晴、無風

  • 高度6,000ft
  • 着陸予定飛行場から北西に10NMの距離に位置

ここから無事に帰るための計画を練るわけです。少しだけ具体的になりましたね。

更に掘りますよ。まず、着陸に向けて何をしなければいけないでしょうか?列挙してみましょう。

  • 高度を下げる
  • 着陸予定飛行場との無線による連絡
  • 着陸予定飛行場の気象状態の入手
  • アプローチ〜着陸に向けたチェックリスト
  • フライトプランのクローズ
  • 空域を管轄する機関への訓練終了のお知らせ
  • 場周経路への進入
  • 場周経路通りに飛行する
  • 着陸出来なかったときのための準備

特に重要で今の私にとって難しいものを太字にしました。

  • 高度を下げる
  • 場周経路通りに飛行する

この2点を本記事で指す、いわゆる「計画」の部分とします。

高度6,000ft、着陸予定飛行場から北西に10NMの距離に位置する場所から空港にドンピシャで着陸できるように

  • どうやって「高度を下げる」か
  • どうやって「場周経路を飛行する」か

の2点の計画を練っていくわけですね。

  • 一分間にどれくらいの高度を下げるのか
  • 一分間にどれくらいの距離進むのか
  • 場周経路を飛ぶためにはどのタイミングでどんな操作が必要になるのか

こういった所を考えながら計画を練ります。なんせ飛行機は車と違って止まれないので。

で、一生懸命計画を立てて「いざフライト!」となっても私達のようなパイロットの卵では、簡単に計画通りには進みません。計画通りにまだまだ飛ばせないのでね。

ですので、結果的に「計画を飛行中に見直す」必要がでてきます。上手く操縦できないパイロットの卵達が、上手く操縦できないが故に難しいことを上空でやることになるわけですね。

いやぁ、参った参った。

地上で計画を立てる → フライトする → 計画通りにいかない → フライト中に計画を見直す → 上手くいかない → 地上で計画を立て直す

こんな感じのサイクルを回しております。どこかで見たことがあるような気がするサイクルです。どの業界も本質的に人間の改善活動には大差はありませんな。

そんなわけで、徐々にですが上手くはなっているように思います。