やっぱりこれだ!(訓練 98-104 日目)

~ 訓練日記は実際とは時系列を変えています。ご了承ください ~

ほぼ毎日飛行機に乗り始める生活が始まってから実感していることがあります。それは飛行機に乗るということは非常に肉体的な負荷が高いということです。もちろん、大型の旅客機になると、また色々と変わってくることがあるとは思うのですが、私が今乗っているような小型の軽飛行機では、まぁ大変です。

インストラクターが隣に乗ってはいるものの、着陸の時は毎回毎回神経がすり減りますし、飛行中に他の飛行機を発見したら緊張感が高まり神経がすり減りますし。ハッキリ言って好きな人じゃないとプロのパイロットになるのって無理だと思います。色々と辛すぎるんでね。勉強も空酔いも体力的にも何もかも。

実際、私もこの道に入ってから、道半ばで辞めた人の話も沢山聞いてきました。分かります。アグレッシブなマニューバー(操縦科目)をすれば、激しく空酔いして、空酔いしてる時なんかは本気で「向いてないじゃないか?」と思う時もあります。

だけど!

やっぱり私はこっちの道に進んで良かったなと思ったんですね。超アグレッシブなマニューバー(ここには書けない笑)をされてグロッキーになって最悪な気分で意識も朦朧としてる中、徐々に日が暮れてきて昼間の時間から夜間の時間(Day->Night)になっていく時。

遠くの太平洋に沈む太陽の橙色と雲ひとつ無い空の青色が混じった訳のわからん色、そして海岸線沿いに広がる山と都心部。「空酔いの最悪な気分が一瞬で吹っ飛んだ」と書ければ世話ないのですが、空酔いの最悪な気分の中、自分の目指している場所はやっぱりここだぞ。と朦朧とする意識の中、思いました。

気軽に写真に撮って何でも残せる現代ですが、あの光景は撮らなくて良かったと思います(死んでて撮れなかった笑)。シッカリと胸に焼き付きました。実際、あんなの撮ってもそのまんま映らんですし。

機体の中には自分以外に二人の人間が居るのに、自分以外この世界に居ないような感覚でした。

おーし!!!やるぞー!

I have control.